【医療者向け】高血圧症、脂質異常症、心疾患

高血圧症、脂質異常症、心疾患

アクロメガリー患者さんでは高血圧症の合併頻度が高いことが報告されていますが、通常の高血圧症に比べて拡張期血圧が高く、収縮期血圧が低いため、脈圧が小さいのが特徴です。また、高血圧症の合併例では心肥大の合併頻度が高いのが特徴です。心肥大は初期から発現し、罹病期間が長くなるにつれてさらに進行することが示唆されています。
また、高血圧症だけでなく、脂質異常症の合併例も多いため、両者を合併することで動脈硬化の進展も懸念されます。

頻度

高血圧症 26.1%
脂質異常症(高脂血症) 5.8%

厚生労働省特定疾患間脳下垂体機能障害調査研究班 平成5年度報告書

原因

成長ホルモン(GH)、インスリン様成長因子-1(IGF-1)は近位尿細管におけるNa再吸収を促進させ、細胞外液量および総Na量を増加させる作用があります。 また、血管平滑筋に直接作用し、末梢血管抵抗を増加させることで、血圧が上昇します。

想定される高血圧症の発症機序

原因