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患者さんの声13:アクロメガリー広報センター:ノバルティスファーマ

納得のいく治療を自ら求め、良い結果に。

三上 晴生さん 48歳※年齢はインタビュー当時のものです

治療歴
43歳のとき、TV番組をきっかけにアクロメガリーを自ら疑い、かかりつけ医に相談。3ヵ月後にアクロメガリーと診断される。
翌年、経鼻的内視鏡下手術を受ける。
腫瘍がきれいに摘出でき、完治。

メディカルチェックのテレビ番組で、病気に気づく。

2005年の8月23日、夕飯を食べながら見るともなしに健康情報番組を見ていました。その回の再現ドラマは、高血圧症の女性が倒れたが実は高血圧症の裏には別の病気が潜んでいたという内容。僕の血圧は正常値なのでそれほど真剣に見ていたわけではなかったのですが、何となく引っ掛かかることがあり後から番組のホームページを見直しました。そこで「自分は絶対にアクロメガリーだ」と確信したのです。

引っ掛かったのは、「顔が変わった」「足が大きくなった」という変化。この2点は前から自分で感じていました。いつの間にか受け口になっていたり、靴が入らなくなったり。でも禁煙で太ったこともあり、そのせいで変わったのだろうと考えていました。

妻にアクロメガリーの話をすると「そんなわけないじゃない」と軽くいなされました。確かに僕はそれまで健康体そのものでしたから。若い頃より多少の疲れやすさは感じても、営業職で日本各地を飛び回っているためだろうと思っていました。 「でも気になる」。「そんなに心配なら調べてくれば」。「よし、医者に行ってくる」。売り言葉に買い言葉ではないですが、そんな会話があって、9月にかかりつけ医に相談に行きました。

夫婦で相談し、本やインターネットの情報を参考に下垂体腫瘍専門の病院を選んだ。

アクロメガリーのことをインターネットでいろいろ調べると、血液検査のGHの値で簡単にわかるとあったため、かかりつけ医に事情を話して血液検査を頼みました。すると案の定、GHが基準範囲を大きく上回っていました。

かかりつけ医は、良かれと思って一流大学病院に紹介状を書いてくれました。でも念のため妻が病気別専門医ランキングの本やインターネットを調べたところ、下垂体腫瘍で推奨されているのは別の病院です。腫瘍ができた場所が場所だけに、実績のある先生に診てもらうのが一番良いと夫婦で相談し、紹介状を書き直してもらいました。

そんなわけで希望する病院に12月にかかることができ、仕事の段取りをつけ、年度末の多忙な時期になる前の2月に手術を受けました。腫瘍は取りやすい場所にあったため、ほとんど全部取れたそうです。術後もコントロールは良好で、薬による治療も行っていません。ただ定期検診だけは通っています。最初の頃は半年に1回、今は2年に1回のペースです。再発したとしても早期発見できるよう、定期検診は今後も忘れず受けるつもりです。

患者力が必要な時代。

この病気は一般に知られていない病気だけに、自分で気づくか気づかないかが早期発見の分かれ目になるのでしょう。僕はたまたまテレビ番組で気づいて、運が良かったと思います。僕のようなケースを増やすためにも、潜在患者さんのアンテナに引っかかるよう医療側は常に情報を発信し続けてほしいと思います。

また僕の場合、早めに気づいたのに加えて、その後の展開がうまくいった理由が2点考えられます。

1点目は、かかりつけ医を持っていたこと。血液検査を依頼しやすかったのも、何かあれば相談できるホームドクターがいたからですし、紹介状を書き直してもらえたのも旧知の間柄だったからでしょう。

2点目は自分で調べ、納得いく治療を選んだこと。自分の体のことなので誰かに言われるがままの受け身ではなく、自ら納得いく医療を求める姿勢が患者側にも必要なのだと思います。今の時代はインターネットなどで情報にアクセスできる時代。これを活用しない手はありません。一旦紹介された先の病院を断るのは失礼に当たるのではと躊躇もしましたが、病院で同室だった患者さんの話などを聞くと、やはり実績ある病院を選んで正解だったと思っています。

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