よくみられる症状 婦人科系、整形外科系疾患と視野・視力障害:アクロメガリー広報センター

ここから本文です。

アクロメガリーが原因で 月経不順や乳汁分泌などになることがあります。

無月経、月経不順、乳汁分泌、不妊…いずれも一般的な症状ですが、これらの症状の中にアクロメガリーがひそんでいることもあります。こうした症状の原因として高プロラクチン血症* と診断されることがあります。脳下垂体にできた腫瘍が成長ホルモンと同時にプロラクチンを分泌する場合や下垂体茎を圧迫し、二次的にプロラクチンの値を上昇させることがあります。また、性腺刺激ホルモンの分泌が低下することにより、月経異常も起こります。アクロメガリーの女性患者さんの約4割に月経異常が見られますが、アクロメガリーを治療すれば治る可能性は高いのです。

症例
不妊治療がきっかけで
40代・女性
36歳から不妊治療を開始。指輪がきつい、靴が入らないなどの症状からアクロメガリーが疑われ、内分泌科を紹介される。血液検査の結果、アクロメガリーと診断された。
[治療後]
手術によりアクロメガリーが完治するとともに、睡眠時無呼吸症候群も改善。

※ 乳汁分泌ホルモン・プロラクチンが過剰に分泌される病気です。卵巣での排卵が抑制されるため、無月経の原因にもなります。

アクロメガリーが原因で 視野が狭くなることがあります。

アクロメガリーの原因である脳下垂体の腫瘍が大きくなると、視神経を圧迫することがあります。そのため両目の外側の下から視野が狭まってくる視野狭窄(両耳側半盲)になったり、視力が低下したりします。頭痛をともなうこともあります。早期に腫瘍を取り除けば、視力の回復が期待できます。

腫瘍が視神経や 硬膜を圧迫する
症例
不妊治療がきっかけで
40代・女性
36歳から不妊治療を開始。指輪がきつい、靴が入らないなどの症状からアクロメガリーが疑われ、内分泌科を紹介される。血液検査の結果、アクロメガリーと診断された。
[治療後]
手術によりアクロメガリーが完治するとともに、睡眠時無呼吸症候群も改善。

アクロメガリーが原因で 手足がしびれたり関節痛が起きることがあります。

手足のしびれは、アクロメガリー患者さんの3分の1が訴える症状です。これは成長ホルモンの過剰分泌によって骨や軟骨の変形、軟らかい組織の肥厚により神経を圧迫するため起こるもので、眠れないほどの痛みやしびれを感じることもあります。手足の肥大は患者さんの97%で見られ、はれぼったくなったり、野球のグローブのように指が太くなったりします。アクロメガリーの治療をすることで、多くの場合、痛みやしびれは改善が見られます。

症例
2軒目の整形外科で発見
50代・女性
41歳で月経が止まり、更年期障害と診断。不正咬合のため歯科治療も受ける。58歳で関節痛、手足のしびれを感じ、整形外科を受診。リウマチと診断され、1年間治療薬を服用するが症状が改善されないため、他の整形外科を受診。顔貌やその他の症状から脳神経外科を紹介され、検査の結果アクロメガリーと診断された。
症例 15年来の糖尿病が完治 50代・女性
ドクターからの アドバイス 無月経や関節痛などは、脳下垂体の腫瘍が原因であるアクロメガリーが関係していると思いにくいかもしれません。また、一つの症状だけでアクロメガリーを疑うことはできませんが、加えて「以前と比べて靴や指輪がきつくなった」「顔つきが変わった」といったことに心当たりがあれば、専門医に相談してみてください。
婦人科系疾患 無月経を更年期だと思い込んでしまったり、靴や指輪がきつくなったのを太ったせいと決めつけてしまったため、アクロメガリーの発見が遅れることもあります。注意しましょう。
視野・視力障害 アクロメガリーによる視野狭窄の特徴は、目尻の側の下から視野が狭まってくることです。両目の外側が見えにくい場合は、専門医にご相談ください。
整形外科系疾患 手足のレントゲン写真で、指先の骨のカリフラワー状の変形や、かかとの軟部組織の厚みが見られるときは、アクロメガリーの可能性が高いと言えます。
 
小冊子プレゼント アクロメガリー(先端巨大症)について、わかりやすく解説した小冊子をご希望の方にお送りします。 プレゼント応募はこちらから お気軽にお問い合せください お問合わせはこちらから